特許の出願審査請求の期限はいつ？かかる費用は？

特許は出願申請後、出願審査請求の手続きが必須です。

特許出願から出願審査請求をすると、その時点から特許庁で審査が始まります。

特許出願審査請求｜出願日から3年以内

特許出願審査請求は、出願日から3年以内と定められ、「出願審査請求書」を特許庁に提出します。

3年以内にしないと、特許出願は取り下げたものとみなされるため、必ず期限内にお手続き下さい。

審査請求後、結果が通知されるまでは、11か月（2020年）程度です。

特許出願審査請求の各種手数料

特許出願審査請求の各種手数料は、以下の通りです。

参考サイト：産業財産権関係料金一覧｜経済産業省　特許庁

特許の取得費用は、特許出願時の手数料、出願審査請求料、特許料の納付時の手数料の合計で、少なくとも162,900円が必要です。

請求項の数が多いと、それにともない手数料もより高額となります。

各種手数料はインターネットでの申請の場合は、インターネットバンキングを使った電子現金納付、書面での申請は特許印紙で納付します。

多くの企業は、専門性が高い特許申請を弁理士事務所へ委託します。

特許の取得を弁理士事務所に委託した場合の相場は、内容によりますが、35〜50万円程度（各種手数料込み）です。

また、特許庁が定めた小規模企業、中小企業、大学、個人に該当する場合は、出願審査請求料の減免が受けられ、通常料金の1/3〜1/2に減額されます。

まとめ

特許出願請求は特許を出願した日から3年以内にする必要があります。

特許出願審査請求の各種手数料は、162,900円〜となっており、中小企業、大学や個人で適用条件に該当する場合は減額されます。

千且法律事務所は、知的財産に関する問題を専門に扱えるのが強みです。

特許の申請にお困りの方は一度当事務所までご相談ください。親身に対応いたします。